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僕は、赤ちゃんに 救われた命 ランゲルハンス細胞組織球症(LCH)からの奇跡の生還
福岡渉
わたる君の命を私にください!
それは、残された最後の可能性「臍帯血移植」に挑む主治医の覚悟の言葉だった!
希少な小児がんLCHと闘った青年の奇跡の物語
2歳のときに、小児20万人に一人という希少な小児がん「LCH」になった著者は、一時は生死の境をさまようほど病状が悪化しましたが、10歳で臍帯血移植を受け、一命を取り留めました。 移植が成功し、生還するまでには、様々な人との「出会い」、そのタイミングでしか成立しない「奇跡」の積み重ねがありました。そして移植後も「出会い」は続きます。 懸命に治療にあたってくれた主治医たち、退院後見守ってくれた小学校の先生たち、そして闘病を支えてくれた家族のことを綴りました。現在のがん経験者の会での活動のことも紹介しています。
編集から
本書では、2歳から10歳のLCHとの闘病に加えて、移植後のことも詳しく紹介しています。著者の病気は特殊なものでしたが、「晩期合併症」や「周囲への病歴の伝え方」などの退院後の悩みは小児がん経験者の多くにあてはまることです。本書を通して、LCHのことはもちろんのこと、「退院おめでとう」の後の生活も知っていただけると幸いです。
46判・本文184頁 定価1,870円⑩
ISBN978-4-86372-136-4
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